キャッシュ・フロー計算書について
次にキャッシュ・フロー計算書。 貸借対照表や損益計算書よりも、耳にしたり目にすることは多くないが、多少は聞いたこともある言葉。 決算書に於けるキャッシュ・フロー計算書は、その会社の会計年度における資金(現金、預金など)の状況を区分して表示することで、どれだけ資金を得て、その資金をいくら投資や株主への配当に使っているかがわかるようになっている。 要するに、その期間における資金の流れを表した計算書のこと。
区分表示の内訳は、営業活動、投資活動、財務活動の三区分。 営業活動は本来の営業活動、たとえば売上による純利益や、社員への給料などが表示される。 投資活動は、設備投資など固定資産の売却で得た現金、取得で使った現金。 財務活動については、借金によって得た現金、借金返済で使った現金など。 このキャッシュ・フロー計算書は、名前の通りキャッシュ=現金(預金も含む)の動きを計算して一覧にしているため、その企業に現金があるかないか、現金をどう使っているか、現金をどう得ているかが一目でわかる仕組みになっている。
キャッシュフロー計算書から読み取れる情報としては、現金を生み出す力がどれだけあるか、現金をどこに使っているかで企業の活動方針、借入金の状況で資金調達を外部にどれだけ頼っているか、現金を何によって稼いでいるか、などがわかる。 営業活動(本来の業務)をおろそかにして、投資活動(証券取引など)に力を注いでいるとか、そう言ったこともわかってしまう計算書。
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株主資本等変動計算書とは?
最後に株主資本等変動計算書について。 これは貸借対照表にある純資産の変動状況を表す書類。 この株主資本等変動計算書。以前は特に必要なかったが、新会社法が施行された2006年以降に終了する事業年度、または中間決算にて必要となった書類で、すべての会社が作成しなければならなくなった。
株主資本等変動計算書は、ひとことで言うと会社の純資産の増減を示す計算資料。 貸借対照表と密接に関わっているというか、貸借対照表の貸方にある純資産を詳しく書いた書類だと思っておけば、とりあえず問題無いはず。
書かれ方としては、株主資本、評価・換算差額、新株予約権、少数株主持分(連結株主資本等変動計算書においてのみ作成)の4つに、純資産を分けて書いた形。 この中で、株主資本のみ、期中の変動額を変動した事由ごとに区分して表示する。他の評価・換算差額、新株予約権、少数株主持分は、その期の変動額の純額で表示するから、株主資本の変動がメインだと言う認識で良い。 投資の成果を表す純利益を生み出す株主資本を重視するという考えが元になっていて、作られた書類と言うこと。
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決算書ってなに?
経済関係のニュースや記事で、耳にしたり目にすることがある単語が決算書。 決算書と言うぐらいだから、決算のまとめなんだろう、帳簿の内容を一覧にしたものなのかなとか、なんとなくイメージはあるはず。
決算書というものは、言ってしまえば会社の成績表。その会社の一定期間の営業成績を示したものだから成績表というわけ。 成績が悪い企業は、言うまでもなく危ない。数字は嘘をつかないから一発でわかる。 また同時に財務状況も示しているから、決算書を見れば、その会社の経営が大丈夫かどうか、おおよそ掴めるってな書類。
この決算書、法律によって同じものを言い替えたりもするからややこしい。税法では決算書、証券取引法では財務諸表、会社法では計算書類と呼ばれるそうで、呼び名は違っても内容はほぼ同一だそうだから、ここでは決算書で統一して言い表しておく。
決算書がどういうもので、それをどう読むか、読むとなにがどうわかるのかを、調べてみた。 会社経営とか投資をするにしろ、しないにしろ、今の世の中これぐらい知っておいて損はないだろうから。
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